2025/11/21 10:42

ストーンアート(仮)
それは時代や国を超えて集まった
”いのちの断片たち“の”ひとつの呼吸”。
その呼吸は
新しい”誕生の風”であり、同時に
なつかしい”再会の風”でもあります。
私にとって、これは
「制作/新しく作る」というよりも
いのちの断片たちが”再会”する中で
古の記憶が泡のように浮かび上がってくるのを
見守りながら編む ”祈り” のように感じています。
そして私自身も、生み出すことを通して
自らの古の記憶を
「発掘」している感覚があります。
「絵 (アート表現) 」というものが
はじめて生まれたころ――
それは
「絵 (アート表現) が祈りであった時代」でした。
そこでは、”いのち”と”世界”は
まだ分かたれておらず
描くことは “祈ること” であり
色を置くことは
“いのちを呼び覚ますこと” でした。
ストーンアートは
原初の洞(ほら)の奥から、現代の光のもとへ
再び浮かび上がってきた ”いのち” です。
だからこそ、お迎え主様のもとで
それは新しい出逢いのように見えて
「再会」のような風景であるのかもしれません。

11月25日に4点をアップします。
掌サイズの額縁やビンテージ器に、天然石やビーズを埋め込んだ作品たちです。
「透明な呼吸」
「神殿の唄巫女」
「白岩窟のマリア」
「こころが咲いた日」
どうぞお楽しみに♪

